試合を楽しみながら社会貢献!「50/50 Raffle」とは?

試合を楽しみながら社会貢献!「50/50 Raffle」とは?

MLBの球場では、試合を楽しみながら社会貢献ができる「50/50Raffle(フィフティ・フィフティ・ラッフル)」というチャリティくじが行われています。これは、ファンが抽選券を購入し、その売り上げの半分がチャリティに、もう半分が当選者に贈られるという仕組みのくじです。

ラッフルの寄付金は、各チームの財団(Foundation)を通じて、地元の学校、病院、子供支援団などに寄付されます。また、チームによっては、特定の月に「がん啓発」「子ども支援」「災害復興」などテーマを決めて寄付先を変えることもあります。つまり、ファンが楽しみながら購入したチケットが、地域社会への支援につながっているのです。

参加方法
抽選券は球場内の専用キオスクうあスタッフ(ビブスを着た販売員)から購入できます。最近では、スマートフォンでオンライン購入できる球場も増えています。

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50/50ラッフルを販売するスタッフ(ドジャースタジアム)

スコアボードには「Current Jackpot(現在の賞金額)」がリアルタイムで表示されることもあり、数字が上がると場内が盛り上がったりします。抽選は試合終盤(8回あたり)に行われ、当選番号と賞金総額が発表されます。当選した場合は、球場内のカウンターや公式ブースで手続きを行います。中には10万ドル(約1500万円)を超える大当たりがでることも!

体験してみよう
スタジアムでの50/50ラッフルは、単なる募金活動ではなく、「ファンみんなで地域を支える」一体感を味わえるイベントです。チケット売り場や客席を歩くスタッフが、「フィフティ・フィフティ!今のジャックポットは○○ドル!」と声を上げているので、見かけたらぜひ参加してみてください。一口5〜20ドル程度で気軽に楽しめ、寄付とエンタメを両立したアメリカらしい文化を体験できます。
観戦の際には、試合と一緒にこのラッフルも楽しんでみましょう!

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