レッドソックス応援の楽しみ方

ボストン・レッドソックスの本拠地「フェンウェイパーク」では、他球団にはない特別な瞬間があります。それは、8回裏の前に流れるNeil Diamondの名曲「Sweet Caroline」の大合唱です。試合の勝敗に関係なく、観客全員が声を合わせて楽しむこの時間は、フェンウェイの名物イベント。球場全体が一体になるこの独自のチャントは、野球と同じくらいファンが楽しみにしている瞬間です。

この伝統は1997年、スタジアムスタッフが「Caroline」という名前の赤ちゃんが生まれた知人を祝うために流したことがきっかけでした。その後も勝ちそうな試合で盛り上がっている時には流したりしていましたが、2002年に当時の球団副社長Charles Steinberg氏が毎試合流すことを提案し、恒例行事になりました。

2013年のボストンマラソン爆破事件後、初めての試合にはNeil Diamond本人が登場し、生演奏を披露したこともあります。以来、この曲は「ボストンの希望の歌」として、ファンの心に深く刻まれています。

フェンウェイに行く際は歌詞を覚えておくとより楽しめます。特にコール&レスポンスの部分は、会場全体が盛り上がる定番ポイントです。

“Sweet Caroline” → OH! OH! OH!
“Good times never seemed so good” → SO GOOD! SO GOOD! SO GOOD!
“I’ve been inclined” → OH! OH! OH!

実際のフェンウェイでの様子はこちら:

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