QOやNaylor, Semien, Nimmo, Grayなどオフシーズンいきなり大きな動きが!
オフシーズンに入って市場でいきなり多くの動きがありました。11/25までの動きをここで紹介します。
Josh Naylor マリナーズと5年再契約!
Naylorはマリナーズとの契約が決まった。強打の一塁手として、今季レギュラーシーズンでは自己最高のWAR3.1を記録し、ポストシーズンでも素晴らしい活躍を見せた。24年ぶりの地区優勝に大きく貢献した。打率は3割に近く、パワーも持っている。スプリントスピードは遅いが、的確な判断力で盗塁を多く決めた。昨シーズンの終わりにガーディアンズからダイヤモンドバックスにトレードされ、今年の夏にマリナーズへ移籍して再契約が決まった。
QO受託は4人!今永、Grisham、Woodruff、Torres
2026年のQOは1年2202.5万ドルの契約である。 13人の選手にクオリファイング・オファー(QO)を提示され、カブスの今永昇太、ヤンキースのTrent Grisham、ブルワーズのBrandon Woodruff、タイガースのGleyber Torresの4選手が受諾した。他9名はFAのままとなり、他球団と契約した場合は元の所属球団がドラフト指名権の補償を受け取る。QOの対象になるような選手はFA市場でより大型契約を狙える場合が多いためQO受託者は今まで1年に1人ほどだが、今年は最も多かった。
トレード!Taylor Ward と Grayson Rodriguez
エンゼルスとオリオールズ間でTaylor WardとGrayson Rodriguezのトレードがあった。エンゼルスは過去にオールスターに出場し、チームで安定していた外野手のWardと引き換えに、オリオールズの若手右腕Rodriguezを獲得した。長打力があって頑丈だがあと1年の契約が高いWardと、ルーキーランキング2位の有望株で安い給料だが怪我のリスクが高いRodriguezどっちがいいのか。Raisel Iglesias ブレーブスと再契約!守護神再び
Raisel Iglesias ブレーブスと再契約!守護神再び
Raisel Iglesiasはブレーブスと1年1600万ドルの契約が決まった。球界トップのクローザーである彼は今季通算250セーブを記録している。チェンジアップとスライダーが決め球でハードヒット率が低い。36歳で迎えるシーズンの契約もあっという間にを決めた。
Mauricio DubónはブレーブスへNick Allenはアストロズにトレード!
アストロズはピッチングがこのオフ最優先して強化しなければいけない事項だ。そのためにお金を削減することを考えた。Dubónはユーティリティプレイヤーとしれ高い守備力が期待できる。Allenは遊撃手としてゴールドグラブのファイナリストにも残るが、攻撃力が今ひとつである。
James McCann ダイヤモンドバックスと再契約!
James McCannはダイヤモンドバックスと1年275万ドルの契約が決まった。35歳のベテラン捕手は今季、42試合に出場して137打席で5本塁打、OPS.755を記録。貴重な戦力となり、再契約が決まった。
大型トレード早くも!Marcus Semienメッツへ!Brandon Nimmoはレンジャースに!
両チーム中心選手がトレードされてびっくりする人も多いだろう。Semienは高い守備能力を持ちゴールドグラブも受賞している。しかし、攻撃力は以前のMVP候補だった時よりも衰退している。Nimmoはメッツで長く活躍し、人気の選手であったからファンのショックは大きい。攻撃力は高いが、ディフェンスに衰えが見え始めた。 Nimmoは2023年シーズン前に8年契約を結び生涯メッツで終える予定だったが、トレードされ契約は1億500万ドル残っている。Semienは2021年12月にレンジャーズと7年契約を結び、残り7,200万ドルの残高があり、メッツは残りの給与の差額をテキサスに500万ドルを送金した。
ベテラン右腕Sonny Grayレッドソックスにトレード!
カージナルスはベテラン右腕のGrayを放出し、レッドソックスは補強ポイントの先発ローテを一枠埋めることに成功した。通算成績は330先発で防御率3.58、1925奪三振の記録を持っているが、フェンウェイパークでの成績が悪いのは少し引っかかる。


